Q1
mujina木工房さんは、「工房からの風」にどのような作品を出品なさいますか?
A1
山桜などの無垢材を削り出して、オイルや漆で仕上げた木工雑貨を出品します。
具体的には器を中心にカトラリー、時計や照明などの生活にまつわる雑貨です。
Q2
ご自身の工房の中で、特に大切にしている場所、あるいは部分、印象的な場所、空間、または、道具の写真を1カット撮ってください。
そして、その説明をお願いします。
A2
工房の作業机です。
実は子供の頃に使っていた学習机を使っています。
特に良いものというわけではないですし、もう少し広ければと思うこともありますが、
引出しが多くて使い勝手の良いところや、
ものを有効利用出来ている気持ち良さもあり、割と気に入っています。
Q3
mujina木工房さんにとって、ものづくりの種火ともいえる、きっかけや動機、大切な人や物との出会いについて教えてください。
A3
木工を始める前は建築設計の仕事をしていたのですが、
仕事のストレスを発散する為に木を削り始めたことがきっかけです。
自分の手を動かしてものを作ることで心と体の軸が揃うような気がして、
手を動かすことは当時の僕にとって喜びであり癒しでした。
それは今も変わっていません。
その後、職業訓練校で木工の基礎の基礎を学び活動を始めるわけですが、
そのもっと前の学生時代にプロダクトデザイン事務所でバイトをしていたことがあり、
デザインの考え方などはその時の経験も活きていると思います。
一級建築士でもある尾池豪さんが開くmujina木工房。
スプーンから家具、建築まで、生活にまつわるあれこれを設計・製作するお仕事を続けていらっしゃいます。
デザイン力から生まれた作品は、すっきりシンプルな中にもどこか微笑みがこぼれるようなスパイスが効いていています。
この器やインテリア小物作品と共にある時間には、しあわせしかないなぁ。
そんな風に思ってしまいます。
mujina木工房さんの出展場所は、コルトン広場、スペイン階段前。
対面にヒグチエリさん、隣は笠原りょうこさんです。
ホームページはこちらになります。
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